あなたは、今、どんなクレジットカードを使用していますか?
使用するクレジットカードによって、貯めることのできるポイントや、そのポイント還元率、付帯する特典サービスなどは様々です。
当サイトでは、ANAマイルを貯めることができるクレジットカードなどを多く紹介していますが、日常生活の中ではANAマイル以外を貯める機会も多いでしょう。
少しでも多くのポイントを貯めたいと思い、1枚だけのクレジットカードを使い続けるよりも、目的に応じて使い分けた方がいい場合もあります。
それじゃあ、ポイントがバラバラになっちゃうよ?
という心配もありますが、いまどきのクレジットカードのポイントは、色々なポイントやギフト券などへの交換ができるようになっています。
もし、あなたが使っているクレジットカードのポイントが、そのカード会社の中でしか利用できないものでしたら、見直してみるいい機会かもしれませんね。
本記事では、「ポイントを貯める」という観点で、おすすめのクレジットカードを厳選して解説します。
- ANAマイルを貯めるなら「ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード」
- 人気急上昇中の「楽天カード」
- 店舗で買い物するなら「ビックカメラSuicaカード」
- Amazon最強カード「Amazon MasterCard ゴールド」
- コンビニで気軽に使える「ファミマTカード」
- まとめ
ANAマイルを貯めるなら「ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード」
年会費 | 最安9,500円 |
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国際ブランド | Visa、MasterCard |
ポイント還元率 | 最大1.648%(マイル) |
航空会社マイレージサービスの中でも、ANAマイルは貯めやすいことで人気なので、貯めている人も多いでしょう。
ANAマイルを貯めるために、よく利用されるクレジットカードが「ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード」です。
このクレジットカードは、ANAと三井住友カードが提携して発行していて、利用時に貯まるポイントは、三井住友カードの「ワールドプレゼント」です。
1,000円で1ポイントが貯まりますので、ポイント還元率は一見0.1%です。
ところが、この1ポイントは10ANAマイルに交換できます。
つまり、1,000円利用で10ANAマイルを貯めることができるので、ANAマイル還元率としては1%になります。
さらに、「マイ・ペイすリボ」サービスを利用することで、同じく1,000円利用ごとにボーナスポイントが1ポイント貯まります。
年間利用額に応じて、さらにボーナスポイントが貯まり、このボーナスポイントは1ポイントを3〜4.05ANAマイルに交換できます。
ボーナスポイントの獲得状況によりますが、ANAマイル還元率は1.36〜1.648%になります。
もちろん、もっとANAマイル還元率の高いクレジットカードもあります。
例えば、このカードの上位にあたる「ANA VISA プラチナプレミアムカード」では、ANAマイル還元率は2%を超えます。
ただ、年会費が8万円もしますし、審査も厳しいことから、持つ人を選びます。
「ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード」の良いところは、年会費も安く、そこそこ特典サービスも充実していて、さらにANAマイルも貯めやすいというバランスの良さにあります。
このカードの基本状況から、マイル還元率の仕組み、特徴や特典サービスなどの詳細については、以下の記事で解説をしています。
人気急上昇中の「楽天カード」
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年会費 | 無料 |
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国際ブランド | Visa、MasterCard、JCB |
ポイント還元率 | 1% |
楽天グループが発行しているクレジットカードで、楽天スーパーポイントへの還元率は1%です。
100円利用するごとに1%の楽天スーパーポイントを貯めることができます。
還元率が1%というだけであれば、他のクレジットカードと比べて特に優れているわけではありません。
このカードは、楽天グループの中で使用してこそ真価を発揮するカードです。
楽天グループには、楽天市場をはじめ、楽天ブックスや楽天トラベルなど、様々なサービスがありますので、楽天スーパーポイントは非常に貯めやすいポイントです。
楽天市場や楽天ブックスで還元率アップ
楽天市場や楽天ブックスでは、以下の通りスーパーポイントアッププログラム(SPU)によって通常購入分+楽天カード利用で4%のポイントが付与されます。
スーパーポイントアッププログラムはエントリー不要です。
このカードを利用するだけで自動的にポイント4倍になります。
100円利用で4ポイントも貯めることができるのは、かなりお得です。
もしあなたが、楽天市場で買い物する機会が多い場合には、このカードはおすすめです。
それでいて、年会費は永年無料です。
万が一使う機会が少ない場合でもデメリットはありません。
入会審査も厳しくなく、入会時のキャンペーンポイントも多いことから、このカードの保有者は急増しています。
また、実は楽天カードはANAマイルを貯めるのにも向いています。
1楽天スーパーポイントは、手数料無料で0.5ANAマイルに交換できます。
楽天市場で100円利用すると、楽天スーパーポイントが4ポイント貯まり、それは2ANAマイルになります。
ANAマイル還元率が2%になりますので、使うシーンを限定すればANAカードよりも、お得にマイルを貯めることができます。
ハピタスからの登録でポイントゲット
さらに楽天カードは、ポイントサイトのハピタスとの相性も抜群です。
ハピタス経由で楽天カードを作成すると、ハピタスポイントを貯めることができます。
このポイントはキャンペーン等の開催状況により変動しますが、だいたい3,000〜10,000ポイントを獲得できます。
ハピタスでは、こうしたクレジットカードの発行によって獲得できるポイントが、他のポイントサイトよりも高いのが特徴です。
もちろん楽天カードを新しく作った時にもらえる、楽天スーパーポイントも、もちろんもらえます。
楽天カード作成後に、ハピタス経由で楽天市場や楽天ブックスで買い物をすると楽天スーパーポイントにプラスして1%のハピタスポイントを貯めることができます。
ハピタスでポイントが貯まる仕組みはとてもシンプルで、ハピタスのサイトに行って楽天市場の広告にある「ポイントを貯める」ボタンをクリックして楽天市場に行くだけです。
ハピタスで貯めたポイントは、先ほど説明したANAマイルに交換することもできますし、楽天スーパーポイントに交換することもできます。
ハピタス経由で楽天市場を利用すると、ハピタスのポイント、楽天市場でのポイント、楽天カード決済によるポイントと、ポイントの3重取りができるので、とてもお得です。
店舗で買い物するなら「ビックカメラSuicaカード」
年会費 | 初年度無料、次年度以降は515円、 1回以上のカード利用で次年度無料 |
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国際ブランド | Visa、JCB |
ポイント還元率 | 最大11.5% |
ビックカメラは、通常は現金払い10%、クレジットカード払いなら8%ビックのポイントを貯めることが出来ます。
しかし、このカードでの支払いは現金払いと同じ扱いになり、10%のビックポイントを貯めることが可能です。
Suica機能が付いていますので、このカードから直接Suicaにチャージするができます。
Suicaチャージ時は1.5%のビューサンクスポイントが付きます。
そして、このクレジットカード最大の特徴が、ビックカメラでのSuica払いです。
ビックカメラでお買い物をする時に、このクレジットカードからチャージしたSuicaで支払いをすることで、10%のビックポイントと1.5%のビューサックスポイントを同時に貯めることができます。
なんと11.5%の超還元カードとなります。
これは裏技でも何でもありません。
公式サイトで紹介されている、正しい使い方なのです。
貯まったポイントはSuicaにチャージできますので、そのSuicaでさらにお買い物することも出来ます。
また、モバイルSuicaにも対応しています。
通常モバイルSuicaを使用するには年会費1,030円が必要となります。
このカードはビューカードとしての機能も備えているため、このカードを登録してモバイルSuicaを使えばその年会費が一切かかりません。
ただ、貯めたポイントはビックカメラでお買い物するか、Suicaにチャージするぐらいしか使い道がありません。
他のポイントへの交換ができないのが難点です。
機能特化型のクレジットカードですので、用途さえマッチすれば、サブとして持つにはおすすめのカードです。
Amazon最強カード「Amazon MasterCard ゴールド」
年会費 | 最安4,320円 |
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国際ブランド | MasterCard |
ポイント還元率 | 最大2.5% |
世界最大のネット通販である「Amazon」が三井住友カードと提携して発行しているクレジットカードです。
Amazonで買い物する機会が多い人には、おすすめのカードです。
特に、既にプライム会員になっている人にはメリットが非常に大きいカードです。
年会費は税込で10,800円となっていますが、「マイ・ペイすリボ」サービスを利用すると年会費が半額になります。
この「マイ・ペイすリボ」サービスは、このカードの発行元である三井住友カードのサービスですので、先ほど「ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード」で解説した「マイ・ペイすリボ」と同じです。
いわゆるリボ払いサービスですが、「マイ・ペイすリボ」の特徴として、月々の支払額を毎月自由に設定できます。
その為、支払額を請求額と同じにしておけば手数料などが発生することもありません。
さらに2年目以降は、WEB明細サービスを利用することで年会費が1,080円引きとなり、マイ・ペイすリボと合わせて年会費が最安で4,320円(税込)になります。
しかも、この年会費4,320円には年間5,292円(税込)かかるAmazonプライムの年会費が含まれています。
つまりプライム会員になるぐらいでしたら、このカードを保有した方が年間で支払う費用が安くなります。
驚きですね。
Amazonプライムの無料付帯
年間5,292円(税込)がかかるAmazonプライムの年会費が付帯サービスとして付いてきますので、それだけでもこのカードの年会費の半分近く元がとれる計算となります。
プライムの魅力については、ここでは本題から外れてしまいますので詳しくは触れませんが、さまざまなプライム特典の内容からすれば、4,000円ちょっとでこの特典が受けられるのは非常にお得だと思います。
還元率は最大2.5%!
このカードは通常の利用で1%の還元率となります。
貯めることがてきるのは、Amazonのポイントになります。
そして、Amazonが出しているカードですので、当然Amazonでの買い物では還元率が大幅にアップします。
このカードでAmazonで買い物をすると2.5%ものポイントを貯めることが出来ます。
貯めたポイントは、1ポイント=1円としてAmazonでのお買い物に使えます。
このポイントも、Amazonでの利用に限定されているため、他のポイントには交換できません。
もちろん、Amazon以外でもこのカードを利用することは出来ます。
しかし、このカードも機能特化型ですので、Amazon以外での利用には、あまりメリットはありません。
コンビニで気軽に使える「ファミマTカード」
年会費 | 無料 |
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国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 最大3% |
ポケットカードがファミリーマートと提携して出しているカードになります。
自宅や職場の近くにファミリーマートがあって、頻繁に利用する機会があるのでしたらこのカードを使ってTポイントを効率的に貯めることができるでしょう。
貯めたTポイントは、そのまま提携店で使うもよし、ANAマイルに交換も可能です。
ANAマイルに交換すると、1Tポイントが0.5ANAマイルになりますので、交換率は楽天スーパーポイントと同じです。
このカードの特徴として、タバコや切手、収納代行など、通常ではポイントが付かないものでも、このカードでクレジット払いすることで、ポイントを貯めることができます。
セブンイレブンでnanaco払いするのとどっちがいいの?
という話もよく聞きますが、普段の生活動線の中で、どちらのコンビニを使う機会が多いかが大きなポイントです。
ファミリーマート特典
このカードでファミリーマートの様々な特典を受けることが出来ます。
例えば毎週火曜日、土曜日は「カードの日」として、このカードで買い物をすることでポイントを大幅に貯めることが出来ます。
それ以外にも、レディースデーや若者応援ポイント、ランクポイント制度などがあり、うまく活用することで、以下の図のように600円の買い物で18ポイント(還元率3%)を貯められます。
このカードの注意点として、「ファミマTカード」は、リボ払いが初期設定になっている点です。
いくら使っても毎月の支払額は一定で、残りはすべて借金として積み上がっていきます。
このカードを発行したら、忘れずに設定を変更しておきましょう。
まとめ
世の中にはクレジットカードが数百種類あると言われています。
これまでクレジットカードはあまり利用してこなかった方にとっては、色々ありすぎて分かりにくい状況かもしれません。
クレジットカードは1人1枚しか持てないわけではありませんので、メインカードを1枚決めた後も、用途に応じて使い分けしていくことになるでしょう。
また、クレジットカードを新たに作成する場合に注意してもらいたいのが、入会キャンペーンは一度見逃してしまうと、2度と利用できない点です。
例えば、楽天カードなどは頻繁にキャンペーンを行なっていて、新たに発行するだけで10,000ポイント近くもらえることもあります。
こういうものは、公式サイトでも大々的に宣伝されていますし、入会すればもれなくもらえるので大丈夫ですが、そうでないものもあります。
代表的なものとしては、ANAが展開している「マイ友プログラム」です。
ここで紹介した「ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード」も、入会時にボーナスポイントがもらえます。
それ以外に、入会前に「マイ友プログラム」に登録しておくと、2,000マイルももらうことができます。
「マイ友プログラム」への登録は簡単で、1分もあれば終わるのですが、この制度を知らない人も多く、2,000マイルをもらい損ねている人もよく見かけます。
「マイ友プログラム」への登録方法については、以下の記事をご参照ください。
- クレジットカードでポイントを貯めてANAマイルに交換する
- マイルを貯めるおすすめANAカードを徹底比較
- ANAマイルが貯まるおすすめクレジットカード5枚
- ANAマイルを貯める最強のクレジットカード