- ハピタスを活用してANAマイルを貯める
- ハピタスの基本的なしくみ( 本記事)
- ハピタスの特徴と7つのメリット
- ハピタスのデメリット
ハピタスは、2007年に「ドル箱」という名称のポイントサービスから開始し、2012年のリニューアルを経て「ハピタス」という名称になりました。
10年以上の長い期間に渡りサービスを提供している老舗になります。
本記事では、ハピタスの基本的なことや、ハピタスでポイントを貯めることができる仕組みを解説しています。
最近、出川哲朗をイメージキャラクターに起用してテレビCMも出していますので、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
- ハピタスの基本について
- ハピタスでポイントを貯める仕組みとは?
- ハピタスでは月にどれぐらいポイントを貯められるか?
- まずはお手軽にハピタスでポイントを貯めるには?
- ハピタスで貯めたポイントに有効期限ってあるの?
- 貯めたポイントはどう使えるの?何と交換が出来るの?
- CMのイメージキャラクターは出川哲朗
- ハピタスの基本的な仕組みについてのまとめ
ハピタスの基本について
ハピタス以前に、そもそもポイントサイトって何?ということをもっと知りたい場合は、先に「ポイントサイトの基本情報」を読んでみることをおすすめします。
本記事ではポイントサイトの中でも「ハピタス」というポイントサイトに絞って解説を進めていきますね。
ハピタスを含めて、これから初めてポイントサイトを利用しようと思っているとしたら、もしかして以下のような不安を持っていませんか?
- ネットビジネスで稼ぐって、ちょっと怪しい感じがする
- 簡単にお金が稼げるなんて、何か裏があるに違いない
- どうせ稼げるのは、ごく一握りの人だけでしょ
- よく分からないまま初めてみて、騙されたらどうしよう
ハピタスでポイントを貯める仕組みとは?
まずは、先にあげた疑問の中の、以下2点について見てみましょう。
- ネットビジネスで稼ぐって、ちょっと怪しい感じがする
- 簡単にお金が稼げるなんて、何か裏があるに違いない
ハピタスでショッピング広告を利用してお買い物をしたり、クレジットカードを発行したりするとハピタスポイントを貯めることが出来ます。
このポイントは1ポイントが1円の価値を持っていて、このまま現金化することも出来ます。
つまり「ポイント」という形態をとっていますが、実質、あなたがショッピング広告を利用することで、相応の現金が還元される仕組みに近いです。
ハピタスがなぜ利用者に対してポイントを発行し、そのポイントを1ポイント=1円として換金することができるのかを、具体的に解説します。
尚、一旦ANAマイルのことは忘れてください。
ハピタスのポイントはANAマイルに交換することができますが、まずは交換前のハピタス内での動きについて解説しますので、分かりやすく1ポイント=1円で話を進めます。
広告費とポイント獲得の基本ルール
うまい話には裏がある、とはよく言われますが、ハピタスでポイントを貯める仕組みにはちゃんとした理由があります。
例えば、あなたがハピタス経由で楽天市場に行ってお買い物をしたとしましょう。
あなたは、お買い物の対価として楽天市場にお金を支払い、それに見合った楽天スーパーポイントを獲得することができます。
楽天スーパーポイントの還元率は多くの場合、お買い物代金の1%です。
それと同時に、ハピタスでも楽天で購入したお買い物代金の1%分のポイントが貯まります。
あなたは、ハピタスに対しては入会金も年会費も支払っていませんし、お買い物の代金も楽天市場にしか支払っていないのに、ハピタスのポイントが貯まるなんて、ちょっと不思議な感じです。
これは、「ポイントサイトの基本情報」でも説明しましたが、ポイントサイトの主な役割が、企業の広告を掲載して宣伝する場であることと大いに関係があります。
ハピタスにも数多くの商品やサービスの広告が掲載されていて、私たちに利用されるのを待っています。
ハピタスには利用者が200万人近くいますので、広告を掲載した時点で非常に多くの人がそれを目にします。
これは、かなり高い認知効果です。
しかも、ハピタスの利用者は、ただ広告を見るためだけにサイトに来ているわけではありません。
ポイントを貯めようと、ショッピング広告を利用することを目的に活動していますので、掲載した広告経由でサービスを利用してもらったり、商品を購入してもらうということが期待できます。
広告主の企業は、自社が出した広告を通じて、あなたがサービスを利用したり商品を購入することで、それに見合った広告宣伝費をハピタスに支払っています。
ハピタスは受け取った広告宣伝費の中から、サービスを利用してくれたあなたに対して、一部をポイントという形にして還元する仕組みをとっています。
利用者は、ポイントが貯まるならもっと広告を利用しようと思うことで、良い循環が生まれます。
あなたに還元されるポイントの原資は、ハピタスが企業から受け取った広告宣伝費なのです。
この仕組はハピタスだけの特別な仕組みではなく、ほぼすべてのポイントサイトに共通しています。
企業から受け取った広告宣伝費を、どのように配分するかが、各ポイントサイトで違う特性として現れてきます。
ハピタスは、受け取った広告宣伝費の振り分けの中で、利用者への還元部分を大きくしているため、他のサイトと比較してポイント還元率が高くなっています。
広告費とポイント付与の事例
実例で見てみましょう。
以下は、クレジットカード「セディナカード」の新規カードの発行案件です。
「ポイントを貯める」ボタンをクリックすると、株式会社セディナのクレジットカード特設ページに移動し、そこからクレジットカード発行の申し込みを行うことが出来ます。
この案件を利用すると3,250ポイントを貯めることができます。現金に還元すると3,250円相当となります。
ポイント獲得条件は、以下2点です。
- クレジットカード発行の申し込み後、審査に合格すること
- 審査完了後、本人限定郵便で届くカードを受け取ること
株式会社セディナは、このクレジットカードの広告をハピタス上に掲載し、誰かがその広告を通じてクレジットカードを発行するたびに、1人当たり3,250円+ハピタス運営費分を広告宣伝費として支払っていることになります。
株式会社セディナが広告宣伝費として合計いくら支払っているかは、外部から分かりませんが、この広告宣伝費としてハピタスが受け取った収入の内、3,250円分が利用者に対してポイント還元という形で、支払われているということになります。
もうひとつ、別のカード発行案件を見てみましょう。
同じく、株式会社セディナがハピタスに掲載している広告ですが、こちらはゴールドカードです。
やはり「ポイントを貯める」ボタンをクリックすると、株式会社セディナのゴールドカード特設ページに移動し、そこからクレジットカード発行の申し込みを行うことが出来ます。
この案件では、先ほどよりも増えて5,000ポイントも貯めることができます。現金に還元すると5,000円相当です。
ポイントを獲得するための条件は一般カードと同じで、以下2点のみです。
- クレジットカードの発行の申し込み後、審査に合格すること
- 審査完了後、本人限定郵便で届くカードを受け取ること
違いは、こちらはゴールドカードですので年会費が発生し、審査も厳しくなります。
年会費は初年度こそ無料ですが、2年目からは6,000円となります。
株式会社セディナは、このゴールドカードの広告をハピタスに掲載し、誰かがクレジットカードを発行するたびに、1人当たり5,000円+ハピタス運営費分を広告宣伝費として支払っていることになります。
このゴールドカードの広告掲載には、先ほどの一般カードよりも多額の広告宣伝費を支払っているわけです。
ゴールドカードを申し込んでくれるのであれば、一般カードの3,250円よりも多額の広告宣伝費を支払っても構わないという判断をしているわけです。
当然ですよね?
ゴールドカードであれば年会費収入も見込めますし、一般カードと比べると、メインカードとしてたくさん使ってもらえる期待値が上がりますからね。
このように広告案件のポイントの大小は、広告を掲載する企業の価値判断に基いて決められています。
企業が自社のサービスや商品について、「多くの人に認知してもらいたい」、「多くの人に購入してもらいたい」、「多くの人に使ってもらいたい」という要望が強ければ強いほど、広告掲載時のポイントが高くなります。
我々利用者から見たときの、広告利用のお得さと、ポイントの大小には全く関連性がありせん。
あくまで、企業側の判断のみです。
裏を返せば、利用者から見るとリスクもなく手間も少ないにも関わらず、多くのポイントが得られる案件が出てきたりするのです。
このことから、ハピタスに掲載されている案件とそのポイントには、確かな理由があり、決して眉唾なサービスでないことが分かります。
注意点としては、利用者視点からみるとリスクも大きく手間もかかるのに、得られるポイントが少ないという案件も混じっているということですね。
ハピタスでは月にどれぐらいポイントを貯められるか?
次は以下の疑問について見てみましょう。
- どうせ稼げるのは、ごく一握りの人だけでしょ
確かにハピタスで月に数百万を稼ぐことができるのは、ほんの一握りの人です。
時々ポイントサイト経験者のブログで、「私は月にン〜百万円稼いでいます!」というのを見かけます。
それは、イチローの年収がン億円です、というのと近い次元の話だと思ってください。
誰にでもできることではありません。
ハピタスで無理なく貯めることができるのは、月に1万〜2万ポイント程です。
あなたがハピタスを利用する目的によりますが、副業として月数十万稼ぎたいと思うのであれば、かなり大変です。知恵や知識も必要になってくるでしょう。
まず最初は、ちょっとしたお小遣い稼ぎや、年1回家族旅行ができる程度のマイルを貯めよう、ぐらいの意気込みで始めるのが良いと思います。
ANAマイルを貯める目的でしたら、月間目標は2万ポイントです。
これは、ハピタスで貯めたポイントをマイルに交換する際に、月の交換上限が2万ポイントという交換ルートを通るためです。
ハピタスでのポイントを毎月数十万稼いでいる人は、交換レートの低いルートも使って2万ポイント以上をマイル化している人もいます。
例えばどれくらいハピタスを利用すると、どれぐらいのポイントを貯めることができるでしょうか。
実際の例で解説します。
1案件に取り組む時間と貯まるポイントの費用対効果
「広告費とポイント付与の事例」で紹介した、株式会社セディナの広告案件は、私もその広告を利用してクレジットカードを発行しました。
メインはANAカードを使用していますので、ゴールドカードではなく一般カードでの発行です。
クレジットカードの発行手順は大体同じで、以下のようなステップです。
- 申し込みフォームに入力して申し込み
- インターネット口座振替手続き
- 審査の実施
- 電話による本人確認
- 審査結果のメール通知
- クレジットカードの発送
- カードの受け取り(本人限定郵便、もしくは配達記録郵便)
まず、費用対効果の「効果」に相当するのは貯まるポイント数となり、先に紹介した通り3,250ポイントです。
一方、費用対効果の「費用」に相当するのは、今回のケースではポイントを獲得するまでに使った時間となります。
カード発行費用も、年会費も発生しないカードですので、ポイントを貯めるために自分の時間以外は一切使っていません。
1. 申し込みフォームに入力して申し込み
長くかかって、30分程度でしょうか。
名前や住所から、年収や運転免許証番号まで、記入項目が多いので大変と思う人もいるでしょう。
最初のステップにして、最も時間がかかるステップとなります。
2. インターネット口座振替手続き
これは申し込み時の流れの中で行う場合や、後日カードと一緒に届く書類に記入して返送となる場合もあります。
クレジットカードを利用した際の、代金の引き落とし口座の登録手続きです。
銀行名や支店名の選択、口座番号と氏名の入力ですので、記入する項目数はそれほど多くありません。
長くてみて、15分ほどでしょうか。
3. 審査の実施
審査はカード発行会社が行うので、このステップで割かれる時間はありません。
ただ、審査結果を待つドキドキ感だけですね。
4. 電話による本人確認
そもそも掛かってこないことが多いです。
電話が掛かってきた際に聞かれるのは、名前や住所、生年月日などの本人情報と照合するための事項となります。
長話をしなければ、5分もあれば十分でしょう。
5. 審査結果のメール通知 及び 6. クレジットカードの発送
いずれも、カード発行会社が行うもので、このステップで割かれる時間はありません。
7. カードの受け取り
クレジットカードの多くはセキュリティの理由から、配達記録郵便で届きます。
しかし、今回のセディナカードを始めとしたいくつかのカードは、さらにセキュリティが厳しく、本人限定郵便となります。
必ず本人が受け取らなければいけないため、少々面倒です。
私の場合、配達が行われる日中は働いていて自宅にいませんので、ほとんどの場合、再配達の電話をして届けてもらう形になります。
再配達を依頼する電話のやり取りと、実際に受取する際のやり取りで、合わせて5分ほどでしょうか。
費用対効果の結果
7つのステップで自分の使う時間(=費用相当)は、おおよそ55分程度です。
つまり、この例での費用対効果は以下の通りとなります。
実はゴールドカードを申し込んでも、申し込みにかかる時間は同じですので、その場合は55分で5,000ポイントとなります。
これは一例ですので、あくまで目安にしかなりませんが、分かりやすく丸めると、ハピタスに対する活動を1時間行うと3,000〜5,000ポイントが得られるという計算になります。
時給3,000円〜5,000円相当だと言えます。
副業と言うには少々物足りないでしょうか?
パート・アルバイトと比べたら、かなり良いのではないでしょうか?
もし、月に2万ポイント貯めることを目標にするのであれば、ハピタスに対して月に4〜6時間ほど費やせば良いことになります。
机上の空論でしかありませんが、参考値ぐらいにはなるでしょう。
机上の空論の延長線で考えれば、副業として月に20万稼ぐことを目標とするのであれば、50時間ということになります。
まずはお手軽にハピタスでポイントを貯めるには?
実際にハピタスでポイントを貯めるには、どんなことをすればいいのでしょうか。
先の例で示したクレジットカードの発行は、実はハピタスの中でも特にポイントが貯めやすい案件です。
キャンペーンなどによって、1枚のカード発行で10,000ポイント以上もらえる場合もありますので、積極的に利用していきたい広告案件です。
そのほか、もう少し気軽に、日々の日常の中で取り組めることを紹介しましょう。
日々のネットショッピングをハピタス経由にする
楽天市場やYahoo! ショッピングなど、ネットでお買い物はしますか?
もし、ネットショッピングを利用する機会があるのでしたら、ハピタス経由で買い物をするようにしましょう。
ハピタスの広告経由で楽天市場やYahoo! ショッピングで買い物をすると、その購入価格の1%がポイントとして貯まります。
もちろん、楽天スーパーポイントやTポイント、クレジットカードで決済した際のカード会社のポイントは従来通り貯まりますので、それにプラスしてハピタスのポイントが貯まります。
還元されるポイントが購入価格の1%ですので、クレジットカードの発行ほどポイントは貯まりませんが、ハピタス上で費やす時間は1クリックのみの数秒ですので、費用対効果は非常に高いです。
旅行する時の申し込みをハピタス経由にする
日常的に旅行というわけにはいきませんが、年に何回かは国内・海外に旅行に行ったりしませんか?
ハピタスは旅行代理店の広告案件も非常に充実していて、ネットショッピングと同じように、ハピタス経由で旅行代理店のWEBサイトに行って申し込みをすることで、旅行代金の数%がポイントとして還元されます。
ハピタスで貯めたポイントに有効期限ってあるの?
ハピタスでは、ポイントの有効期限はありません。
じっくり時間をかけてコツコツ貯めていくこともできます。
月に2万ポイントと言わず、数千ポイントぐらいでも良いという場合でも、年に1回貯まったポイントを換金することで、ちょっとした臨時収入が得られます。
記念日に家族で贅沢に外食できるかもしれませんね。
注意点としては、ハピタスに登録したアカウント情報は、1年間全く利用がないと削除されてしまいます。
最低限、年に1回はハピタスのサイトにログインしておきましょう。
広告案件は利用しなくても、ログインさえすればアカウントも消されず、ポイントも永続的に貯めることが可能です。
貯めたポイントはどう使えるの?何と交換が出来るの?
ハピタスを利用して貯まったポイントは、現金に換金したり、楽天スーパーポイントなどの他社ポイントにと交換したり、マイルに交換したり出来ます。
ハピタスから直接交換できるものや、ポイント交換サイトを中継することで交換できるものがあり、用途としては非常に多岐に渡ります。
ハピタスの利用者の中で最もポイントの用途として多いのは、ANAのマイルです。
現金に交換すると1ポイント=1円です。非常に分かりやすいですね。
ANAマイルに交換すると、1ポイント=0.7マイルなどになります。
ちょっと損した感じになりますか?
実は1ANAマイルは2~3円の価値を持つと言われています。
マイルの使い方に寄っては1ANAマイルの価値が10円を超えることもあります。
つまり、1ポイント=0.7マイル=7円になることがあるということです。
1ポイント=7円になるのであれば、1ポイント=1円で現金化するよりもかなりお得になりますよね。
ただしマイルの主な用途は航空券を手に入れることになりますので、海外旅行が嫌いな人にとっては魅力的ではありません。
しかし、世の中には海外旅行が嫌いな人よりも好きな人の方が圧倒的に多いこともあり、ハピタスで貯めたポイントをANAマイルに交換する人が多くなります。
CMのイメージキャラクターは出川哲朗
ハピタスのテレビCMを見たことありますか?
イメージキャラクターとして、出川哲朗を起用して以下のようなCMが放映されています。
ハピタスの基本的な仕組みについてのまとめ
ハピタスの基本的な仕組みは理解できましたでしょうか?
- ハピタスは企業に広告宣伝の場を提供している
- ハピタスの収入源は広告を掲載している企業の広告宣伝費
- 広告宣伝費の一部が利用者にポイントとして還元される
あまり話がブレないように、一応ハピタスに絞った解説をしましたが、この基本的な仕組みはどのポイントサイトでもだいたい同じです。
ハピタスを始めるには、まず最初に登録が必要です。
よろしければ、以下のバナーからハピタスに登録していただくと、ボーナスポイントを獲得することができます。ぜひご利用ください。
- ハピタスを活用してANAマイルを貯める
- ハピタスの基本的なしくみ( 本記事)
- ハピタスの特徴と7つのメリット
- ハピタスのデメリット