数あるポイントサービスの中でも、根強い人気を誇るのが、航空会社が提供しているマイレージサービスです。
以前までは、飛行機に何回も乗らないとマイルを貯めることが難しく、普段飛行機に縁のない人にとっては馴染みの薄いサービスでした。
しかし、マイレージサービスも年々変化し、現在では飛行機に乗ること以外でもマイルを貯めることができるようになっています。
普段飛行機に縁のなかった人が、マイレージサービスを通じて飛行機との縁が深くなってきています。
実は私も同様で、以前までは飛行機といえば数年に1回仕事で利用することがあるぐらいでした。
個人的な旅行や家族旅行などは、コスト的な制約もあって陸路で近場に行くことが多かったものです。
ところが今では、表題の通り年間20万マイル以上を貯めることが出来るようになったおかげで、年1回は家族旅行で飛行機を利用して海外に行くようになりました。
また、ちょっとした連休や有給が取れたタイミングでも頻繁に海外に行っています。
参考までに2019年は5月GWに香港へ、6月北海道、9月イタリア、10月チェコ、11月ハンガリーへとすべてビジネスクラス利用です。
私が利用しているマイレージサービスは全日空(ANA)が展開している「ANA Mileage Club」(通称AMC)です。
ANAのマイルは世界的にも珍しく、飛行機に乗る以外でマイルを貯める方法が用意されており、マイルの貯めやすさで人気となっています。
マイルを貯めると何が出来るのか?
マイルの活用方法も様々ですので、マイルの効果的な使い方については以下の記事をご参照ください。
本記事では、ANAマイルを1年で20万以上貯める方法を解説していきます。
どうしてANAマイルが人気なのか。
マイレージサービス以外にも各社が展開するポイントサービスは非常に多く、ポイント戦国時代とも呼ばれています。
代表的なもので以下のようなものがあります。
- 楽天スーパーポイント
- Tポイント
- Pontaポイント
- dポイント
この4つは日本でも有名なポイントサービスなので、利用している人も多いのではないでしょうか。
もちろんこれ以外にも個別の店舗で展開しているポイントやチェーン店で使える共通ポイントも数多く存在します。
あなたの財布の中にも複数のポイントカードが入っていたりしませんか?
ポイントサービスの種類が多いというのは利用者にとっては迷惑な一面もあり、色々なポイントが散らばってしまうおかげで、うまく活用できなかったりします。
そこで賢くポイントを貯めている人が行っているのがポイントの集約です。
そしてそのポイントの集約先として優秀なのが、航空会社のマイルなのです。
マイルはポイント集約先として優秀
ポイントサービスの多くは、1ポイント=1円として利用できます。
非常に分かりやすく換算出来ますが、使い方によって1ポイントが2円とか3円とかになることはありません。
ところがマイルの場合、1マイル(ポイント)が1円の場合もあれば、2円、3円、もしくは10円以上の価値を持つようになることがあります。
詳しくみてみましょう。
例えば「ANAマイル」を利用するとします。
あなたは今、日常生活で貯めたTポイントをANAマイルに交換するとしましょう。
TポイントとANAの交換比率は1:0.5ですので、1000Tポイントを交換すると500ANAマイルになります。
見かけ上のポイント数は半減しているように見えますが、ANAマイルを使って航空券を発券すると、元々の1000Tポイント=1000円分よりも格段にお得に使うことが出来ます。
さすがに500マイルでは特典航空券は発券できませんが、例えば40万円ほどする東南アジア往復のビジネスクラスチケットが6万マイルで取得できますので、1マイルの価値は6円以上になります。
つまり、散らばったポイントをマイルに集約することで、効率的に使えるようになるだけでなく、1ポイントあたりの価値を向上させることが出来る。
これがマイレージサービスが人気の理由のひとつです。
そして航空会社のマイレージサービスでも特に人気なのが、マイルを貯める方法が多岐にわたるANAマイルとなるわけです。
飛行機に乗ってANAマイルを貯める
普段から飛行機に乗る機会が多い人は、自然とANAマイルを貯めることができます。
海外出張が多いビジネスマンや海外ロケが多いタレントさんですと、むしろ使う暇がないぐらいにマイルが貯まっているかもしれません。
ただ一般的にはそうでない人が多いでしょう。
数年に1回東南アジアのビーチリゾートに旅行に行くと3~4千マイルほど貯めることが出来ます。
しかし、さきほど例にあげたようにマイルを使って東南アジア行きの特典航空券を発券すると、エコノミーで3万5千マイル、ビジネスクラスで6万マイルも必要になります。
年に何十回も飛行機を利用しないと現実的なマイル数には達しません。
そもそもマイレージサービス自体が、自社の飛行機をたくさん使ってくれる優良顧客に向けたサービスですので、年に1回や数年に1回しか利用しない人では、あまりサービスの恩恵を受けられません。
私の周りの友人には、飛行機に乗る機会も少ないということで、稀に飛行機を利用してもマイレージサービスにすら加入しない人も多く、フライトで貯まったマイルを捨ててしまっています。
多くの人の認識は、飛行機に乗る=マイルが貯まる、だと思います。
もちろん、基本的なマイルの貯め方としては間違いありませんが、飛行機に乗らない=マイルは貯められない、は大きな間違いです。
そして、飛行機に乗る以外の方法でマイルを貯めるための第1歩が、マイルを貯めることができるクレジットカードの利用です。
クレジットカードでANAマイルを貯める
当サイトに来てくださる方の大部分が「ANA マイル カード」や「マイル 貯める カード」などの検索キーワードを使っています。
ANAマイルを貯めようと思った方が最初に検討するのが、クレジットカードの切り替えです。
昔と比べ、日常生活の中で、もしくは海外旅行に行った先でクレジットカードを使う機会は増えてきています。
世間では電子マネーの推進が叫ばれていますが、その裏側にもクレジットカードが存在しています。
なにげない生活費や毎月発生する光熱費などをクレジットカード払いにするだけでも、それなりのポイントが貯まります。
これをポイントではなくマイルにしようと思う人は多いようです。
そうすれば特に意識することなくマイルが自然と貯まっていくでしょう。
クレジットカードでマイルを貯めるのであれば、やはり航空会社が提携して発行しているクレジットカードがお得です。
ANAのマイルを貯めるのであれば、ANA提携のクレジットカード、通称「ANAカード」が有力な選択肢となります。
ただ、実際にANAカードを調べてみると20種類以上のバリエーションがあります。
年会費やカードのグレード、付帯サービスなどを比較しながら自分に最適なカードを選ぶのも楽しいものですが、逆に色々悩んでしまって決められない人も多いようです。
当サイトへの検索キーワードの中に「ANA カード 最強」でたどり着く方が結構います。
何でもって最強かの判断は難しいところですが、数あるANAカードの中で(マイルを貯めることを念頭において)おすすめカードはありますか?と聞かれれば、私も使用している「ANA VISA ワイドゴールドカード」をおすすめします。
またANAカードは継続して入会者紹介の公式サービスを展開しており、このサービスを利用してANAカードを申し込むことで入会ボーナスとしてマイルをもらうことが出来ます。
申し込むANAカードの種類によってもらえるマイル数は異なります。
詳しくは以下の記事をご確認ください。
しかしながら、クレジットカードで貯めるマイルも万能ではありません。
クレジットカードで貯めることができるマイル数は、他のクレジットカードで貯めることができる各種ポイント数と同程度の割合になりますので、ざっくり言うと1%前後です。
年間で100万円ほどをクレジットカードで決済する人で1万マイルを貯めることが出来ます。
これでも普段飛行機に乗らない人にとっては、飛行機で貯めるマイルよりは断然多く貯まるようになります。
もちろん、時々乗る飛行機と日々のクレジットカード利用で貯まったマイルでも、マイル有効期限の3年も貯めればそれなりに貯まります。
ちょっとした海外旅行には行けるようになるかもしれません。
しかし、ANAマイルが貯めやすいと言われているのは、クレジットカード以上にもっと効果的にマイルを貯める方法があるからです。
それが次に紹介する「ポイントサイト」の利用です。
ポイントサイトで大量にANAマイルを貯める
私が年間20万以上のマイルを貯めている内訳は、飛行機に乗って貯めるマイルが数千程度。クレジットカードであるANAカードを使った決済で年間1~2万マイル程度。
その他ほとんどがポイントサイトの利用になっています。
他サイトでよく紹介されているのが、「ポイントサイトを利用すると年間216,000マイルが貯まります」というものです。
これは、ポイントサイトで貯めたポイントをソラチカカードを使ってANAのマイルに交換すると、毎月18,000マイルずつ貯めることができ、12ヶ月で216,000マイルということを指しています。
ソラチカカードでのマイル交換上限が毎月決まっているので、一般的にはこの月18,000マイルを貯めるというのが目標となります。
ポイントサイトを利用したことがない人には、なんのこっちゃ?と思われるかもしれません。
要はポイントサイトをうまく活用できれば、年間20万マイル以上を貯められますよということです。
ポイントサイトから毎月2万ポイントちょっと持ち出す形になりますが、私の場合はポイントサイトで毎月2万以上を貯めており、別のルートも使って年間で40万マイル以上を貯めることが出来ています。
飛行機を使って年間数千マイル、クレジットカードで年間1~2万マイルと比べるとポイントサイトを使うことの優位性がよく分かるかと思います。
日常的に飛行機に乗る機会がない人がマイルを貯めるには、ポイントサイトの活用は欠かせないものです。
また、ポイントサイトといっても数多く存在します。
それぞれに特徴がありますので、色々比較しながら使いやすいところを選ぶのがいいでしょう。私なんかは複数のポイントサイトを併用しています。
その中でも私がメインで利用しているポイントサイトは「ハピタス」と言われるポイントサイトです。そのサブとして「モッピー」というポイントサイトと「Gポイント」というポイントサイトを活用しています。
もし、ポイントサイトを始めてみたいけど、どれがいいのか決めかねているようでしたら、この3つの中から選んでみてもいいでしょう。
ANAマイルが貯まったらどこに行こうか?
おさらいしましょう。 ANAマイルを貯める方法とし簡単に3つ紹介しました。
- 飛行機に乗ってフライトマイルを貯める
- クレジットカードでANAマイルを貯める
- ポイントサイトのハピタスなどを利用してANAマイルを貯める
私は年数回は海外旅行に行っています。
もちろん、昔から海外旅行に行く習慣があったわけではなく、マイルを貯めることが出来るようになってから行くようになりました。
もちろんマイルを使っても宿泊費用や現地での食事代などをまかなうことはできません。
それでも飛行機に乗るコストがほぼ無料になりますので、むしろ国内旅行よりはお得に海外旅行に行けるようになりました。
そして飛行機に乗るときは必ずビジネスクラスです。
本記事で紹介しているように、クレジットカードやポイントサイトを活用することで、私と同じように毎年ビジネスクラスを利用して家族旅行に行くことができるようになります。
ANAの中長距離路線のビジネスクラスはだいたいフルフラットシートですので、くつろいで現地に向かうことができますし、機内食だってエコノミーとは比べ物になりません。
出発前にビジネスクラスラウンジでお腹を満たすこともできますし、お酒も飲めます。
出発前にシャワーを浴びることだって可能です。
海外で乗り継ぎが発生する場合でも同様です。
むしろ海外のビジネスクラスラウンジは、日本のそれよりも立派なことも多いので、乗り継ぎついでに立ち寄るラウンジがちょっとした楽しみになったりもします。
ビジネスクラスを利用すると預入荷物にプライオリティタグを付けてもらえるので、現地に付いてからの荷物のピックアップで、ターンテーブルの周りを延々と待つ必要もありません。
同じ海外旅行でも、エコノミークラスかビジネスクラスかで、旅の思い出が全く違ったものになってきます。
ただでさえワクワク感満載の海外旅行が、ビジネスクラスを利用することで、より思い出に残る旅行となるでしょう。
まだ小学生の私の娘は生まれながらにビジネスクラスしか体験したことがありません。子供には少々贅沢すぎるという思いもありますが、娘に合わせて私もエコノミーにするという選択肢はありません。
将来娘が大きくなって自分で飛行機に乗るようになったとき、エコノミーという世界を受け入れることができるか心配ではありますが...
さぁ、今度マイルが貯まったらどこに行こうか?どこに行きたい?
こんな会話を家族や友人と出来たら素敵だと思いませんか?
ぜひ、あなたもマイルを貯めてみませんか?
ちなみに、当サイトからハピタスに申込みをすることで、入会時にボーナスポイントが貰えます。ぜひご利用ください。
- 誰でもできるANAマイルを貯めるおすすめの方法
- ANAの飛行機に乗って貯まるフライトマイルと具体的事例
- クレジットカードでポイントを貯めてANAマイルに交換する
- ポイントサイトのハピタスを活用してANAマイルを貯める