マイル界の衝撃:LINEポイントからメトロポイントへの交換終了

非常に残念なお知らせです。

ハピタスなどのポイントサイトを活用し、貯めたポイントを交換してANAマイルを貯めている人には悲痛なお知らせと言っていいでしょう。

2019年12月27日の午後3時をもって、LINEポイントからメトロポイントへの交換が終了することになったようです。

マイルを貯めている人にとっては、この一文だけでもかなり衝撃です。

過去にも各種ポイントサイトからメトロポイントへの交換が終了し、俗にソラチカルートと呼ばれる交換ルートの交換率が大幅に低下しました。

それでもなんとか、LINEポイントからメトロポイントへの交換が可能でしたので、何とかソラチカルートは生きていましたが、これでもって完全終了と言って良いでしょう。

LINEポイントからメトロポイント交換終了のお知らせ

たとえば、ハピタスでポイントを貯めてソラチカルート(LINEルート)でANAマイルを貯めている場合は、以下のようになります。

ソラチカルート終了|ハピタスからポイント交換した例

ハピタスなどのポイントサイトからメトロポイントに移行するための最後の砦であった、LINEポイントが使えなくなってしまいます。

実質、ソラチカルートの閉鎖ということになるでしょう。

LINEのウェブサイトにも「LINEポイント 一部交換サービスの終了と発行元変更のお知らせ」というリリースが出ています。

これによると、メトロポイントだけが対象ではなく、いくつかのサービスがポイント交換対象外になってしまうようです。

ソラチカルート終了|LINEウェブサイトのリリース

わたしもこれまでは、ハピタスで貯めたポイントをGポイントを経由して、LINEポイント→メトロポイントとしてきました。

世間では、新ソラチカルートとかLINEルートなどと呼ばれていた交換ルートですが、来年からは見直しが必要になります。

実はこのリリースが出たのが9月30日です。2週間前ですね。

私もこの時点でニュースは受け取っていて把握していました。

また、このサイトへのアクセス数もこの日は激増していて注目度の高さが分かります。

ただ、ちょうどイタリア家族旅行と重なってしまっており、先日までその様子の記事を書いていたため、当サイトでのお知らせが少し遅くなってしまいました。

今やっておくべきこと

まずは12月27日までに手持ちのポイントをなるべくメトロポイントに移行しておくことでしょうか。

メトロポイントの期限は「4月1日から翌年3月31日までに貯めたポイントに対して、さらに次の年の3月31日まで」です。

メトロポイント化するタイミングでそのポイントの寿命が変わりますが、12ヶ月〜24ヶ月間となります。

ルート閉鎖となる2019年12月時点で貯まっているメトロポイントの有効期限は2021年3月末までです。

この間15ヶ月となりますので、毎月ANAマイルに20,000ポイントずつ交換するとすると、2019年12月の段階で30万メトロポイントが貯まっていればよいということになります。

用意するメトロポイント
15ヶ月 × 20,000ポイント = 300,000ポイント

これで2021年3月までの15ヶ月間はやりくりが可能で、27万マイル分は確保できることになります。

LINEルートに代わる新しい交換ルートは、その間にじっくり検討できますので、現時点で慌てる必要はありません。

ただ、実際にはハピタスなどのポイントサイトを活用していて、現時点で30万ポイント以上も貯まっている人はそれほど多くないでしょう。

以前に「ハピタスで毎月2万稼ぐ方法」という記事を書きましたが、毎月2万ポイントずつをハピタスで貯めても、30万ポイントまでは1年以上かかってしまいますからね。

ただ、30万ポイントまででしたら、ハピタスや各ポイントサイト、クレジットカードで貯めたポイントをメトロポイントに移行しておいた方がいいことには違いありません。

LINEルートからメトロポイントへの交換は、毎月15日締めの翌月10日に交換完了になります。

つまり、LINEポイントの交換はあと4回可能です。

  1. 10/15までにLINEポイント交換 → 11/10頃完了
  2. 11/15までにLINEポイント交換 → 12/10頃完了
  3. 12/15までにLINEポイント交換 → 1/10頃完了
  4. 12/27までにLINEポイント交換 → 2/10頃完了

ただし、利用しているポイントサイトによってはLINEポイントへ持ってくるのに時間がかかる場合もあります。

ハピタスの場合ですとハピタス→Gポイント→LINEポイントと辿ってくるわけですが、それぞれ3営業日ずつ必要となります。

間に土日を挟むことを考慮すると1週間ちょっとかかる計算ですね。

また、ハピタスでは毎月の交換上限が3万ポイントまでとなっています。

10月、11月、12月の3ヶ月間で毎月3万ポイントずつGポイントに交換すると、LINEポイントにたどり着くのは最大で9万ポイントとなります。

さらにGポイントにも交換上限があり1日10万ポイントまでとなります。

今後について

ニュース記事や他の人のブログなどでも触れられていますが、LINEルートに変わる新しいルートを開拓するには、新しいクレジットカードが必要になるケースもあります。

例えば、「ANA VISA nimoca」カードを持っていればnimocaルートが使えます。

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ANA nimocaカード

2019年に入ってから、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を持っていれば使える「TOKYUルート」も注目を集めています。

これまでもTOKYUポイントからANAマイルへは交換できたのですが、TOKYUポイント自体が他のポイントからの移行を受け付けていませんでした。

ところが2019年6月から、ドットマネーがTOKYUポイントへの交換を開始し、にわかに注目を集めていたところです。

nimocaルートにせよTOKYUルートにせよ、新たに開通させるにはクレジットカードを発行する必要があります。

同時にソラチカカードを解約するかどうかも検討しなければいけませんね。

いつだって、このマイラー界隈は何が起きるか分かりません。

私たちも、飛行機ただノリを目指してマイルを貯めているわけですから、日々の情報収集は欠かせませんね。

総括

2019年12月27日以降、LINEポイントからメトロポイントへの交換ができなくなります。

それまでに、なるべく多くをLINEポイント経由でメトロポイントに交換しておきましょう。

最大で、2019年12月時点で30万メトロポイントまでは交換して大丈夫です。

30万メトロポイントがあれば2021年3月までは、現状と同じ交換率でANAマイルを貯めることが可能です。

代替ルートとしては、nimocaルートやTOKYUルートがありますが、どちらも対応したクレジットカードが必要になります。

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