ANAマイルでまったりハピタス生活

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ANA1マイルの価値は何円になるのか?〜国際線〜

他の共通ポイントに比べて、航空会社のポイント(マイル)の1マイルあたりの価値は高いと言われていますが、では、どれほど高いのでしょうか?

この記事では、マイルを使って特典航空券を手に入れた場合、1マイルあたりの価値が何円相当になるのかをシミュレーションします。

なお、本記事では国際線を対象としています。

以下の記事にて、国内線のシミュレーションも行なっておりますので、興味があればぜひご参照ください。

ANA1マイルの価値は何円になるのか?〜国内線〜

国際線でのマイル価値の試算の準備

国際線は国内線と比べて検討すべき項目が増えます。

  • 行き先をどこにするのか?国内線よりも多い選択肢
  • 座席クラスをどうするのか?エコノミー/ビジネス/ファースト
  • アライアンスによるコードシェア便の使用有無

行き先候補が桁外れに多くなり、国内線にはなかったビジネスクラスやファーストクラスなどの座席クラスも選択できるようになります。

「特割」や「旅割」はありませんが、代わりにアライアンスによるコードシェア便を選択することが出来るようになります。

同じ行き先でもANAが直接運行している便と、ANAと同じスターアライアンスの航空会社が運行している便では、航空券を購入する場合も、特典航空券を手に入れる場合も、それぞれ必要な費用やマイルが変わってきます。

マイル価値試算について
時期によって航空券の価格変動が大きいため、試算する時期によってマイル価値も変わってきてしまいます。ご了承ください。

ゾーン区分の考え方

国内線にはない考え方が、この「ゾーン区分」です。

国際線は行き先が多数ある為、特典航空券を手に入れるためのマイル数は行き先1つ単位では定められておらず、エリア毎に必要マイル数が決められています。

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日本(Zone 1) 日本
韓国(Zone 2) ソウル
アジア 1
(Zone 3)
北京、 大連、 瀋陽、 青島、 上海、 杭州、 広州、 厦門、 成都、 武漢、 香港、 台北、 マニラ
アジア 2
(Zone 4)
シンガポール、 バンコク、 ホーチミン、 ヤンゴン、 ジャカルタ、 ムンバイ、 デリー、 ハノイ、 クアラルンプール、 プノンペン
ハワイ
(Zone 5)
ホノルル
北米
(Zone 6)
ロサンゼルス、 サンフランシスコ、 シアトル、 サンノゼ、 ワシントン、 ニューヨーク、 シカゴ、 ヒューストン、 バンクーバー、 メキシコシティ
欧州
(Zone 7)
ロンドン、 パリ、 フランクフルト、 ミュンヘン、 デュッセルドルフ、 ブリュッセル
オセアニア(Zone 10) シドニー

Zone 8とZone 9が表中では欠番となっていますが、Zone 8はアフリカ&中東、Zone 9は中南米となります。ANA便はこの両地域に飛ばしているフライトがありませんので、表記がされていません。

また、その他のゾーンもANA便が直接飛んでいない都市は表記されていません。

ただ、ANAと同じスターアライアンスに属している航空会社が運行している地域や都市であればANAマイルを使用して特典航空券を手に入れることができます。「提携航空会社特典」と呼ばれるものになりますが、必要マイル数の計算式が少々異なりますので、この記事では割愛します。

ちなみに、少々見づらい画像ですが、ANA運行便は以下の図の通りとなります。細かいところは見えないと思いますので、ざっと全体イメージで捉えてください。ANAは日本の航空会社ということでアジア地域には強いです。また北米路線も利用者が多いことから比較的多く飛ばしています。アフリカや中南米には全く飛んでいないことが分かるかと思います。

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利用クラスの考え方

国際線は国内線とは違いエコノミークラス以外に「プレミアムエコノミー」、「ビジネスクラス」、「ファーストクラス」など様々な座席クラスが存在します。

特典航空券ではプレミアムエコノミーの予約は出来ませんが、ビジネスクラスやファーストクラスは予約可能ですので、それぞれ必要マイル数が定められています。 

ここまで説明した、ゾーンとシーズンと利用クラスの3つの条件を組み合わせて、国際線特典航空券の必要マイル数は以下の通り定められています。

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  • 目的地:ゾーン区分に該当
  • シーズン:Lローシーズン、Rレギュラーシーズン、Hハイシーズン
  • 利用クラス:Yエコノミー、Cビジネス、Fファースト

本記事では対象のシーズンはレギュラーシーズンとし、11月4日(日)〜11月10日(土)の約1週間で検索しました

それでは具体的に見ていきましょう。

エコノミークラスでのマイル価値の試算

国際線でエコノミークラスの利用:東京⇔台北

台北行きはZone3のアジア1に区分されますので、エコノミークラスを使う場合、特典航空券への交換は20,000マイルが必要となります。

位置的に沖縄のちょっと南に位置しているだけあって、必要マイル数も沖縄往復する場合よりもほんの少し多くなっています。f:id:jiwajiwakuru:20171227213037p:plain航空運賃以外の諸費用はマイルで精算出来ませんので、以降計算からは除外します。そうすると、台北往復がちょうど50,000円です。50,000円の航空券を20,000マイルで手に入れることになりますので、以下の通りとなります。

マイル価値計算式
50,000円 ÷ 20,000マイル = 2.5円

沖縄や北海道と比較すると、ちょっと単価がアップして2円を超えました。

2円を超えるようであれば、他社ポイントをマイルに交換して特典航空券を手に入れるメリットも出てくると思います。

台北は沖縄より南にありますので、1年を通じて温暖な気候です。フライト時間もそれほど長くなく、週末旅行で気軽に行けるのがいいですね。

私が両親を連れて台北に行った際は、老夫婦をあまり歩かせるわけにもいかないと思い現地で1日コーディネーター+車を手配致しました。

その際にオプション料金で日本人ガイドに変更することを勧められたのですが、私は海外に行ったらなるべくその国の人と触れ合いたいと思っているので丁重にお断りしました。

ところが、実際に朝待ち合わせをしてみると、日本語がペラペラの台湾人の方でした。話を伺ったところ、ガイドの仕事していると日本人の観光客がとても多いので、日本語が出来る方が仕事上有利であり、みんな日本語を一生懸命勉強するのだそうです。

国際線でエコノミークラスの利用:東京⇔シンガポール

次はもう少し足を伸ばしてみましょう。台北と同じく日本からの観光で人気の高いシンガポールです。

シンガポールはZone4のアジア2に区分されており、台北のZone3と比べると必要マイル数が増えて、エコノミークラスの場合で特典航空券への交換は35,000マイルが必要となります。f:id:jiwajiwakuru:20171227214326p:plainシンガポールも割と安い方でしょうか。航空運賃は上図の通り61,000円でした。

61,000円の航空券を35,000マイルで手に入れることになりますので、以下の通りとなります。

マイル価値計算式
61,000円 ÷ 35,000マイル ≒ 1.74円

台北往復よりもマイル単価が下がってしまいました。

実はシンガポールはANA便だけで1日に5本以上は飛んでいる為、近隣周辺国と比較しても航空運賃が比較的安くなりがちです。

ですので、マイル単価のことを考えるのであれば、同じZone4の中でもクアラルンプールやホーチミンの方がいいのかもしれません。

シンガポールはとても綺麗な国です。ただし物価が結構高いです。それこそクアラルンプールやホーチミンであれば日本よりも物価が安いので、何を買っても安いという印象ですが、シンガポールは日本よりも物価が高く、何を買っても高くつきます。

アジアの中では治安が良いので、海外旅行初心者の方にとっては、安心していけるのではないでしょうか。

国際線でエコノミークラスの利用:東京⇔ニューヨーク

さらに足を伸ばしてみましょう。ニューヨークはZone6の北米となります。

北米エリアでも、特にニューヨークは東海岸にある為、飛行距離/時間が長く、航空運賃も高くなりますので、マイル単価も大きく上がるはずです。

エコノミークラスで必要なマイル数は50,000マイルとなります。f:id:jiwajiwakuru:20171227215817p:plain航空運賃もとうとう10万円を超えて、125,000円となってきました。

125,000円の航空券を50,000マイルで手に入れることになりますので、以下の通りとなります。

マイル価値計算式
125,000円 ÷ 50,000マイル = 2.5円

台北と同じですね。

航空運賃が倍以上になっていますが、必要マイル数も倍以上になってしまうため、マイル単価としては同じ2.5円止まりです。

ニューヨークはとにかく寒いということと、人が多いという2つの印象がものすごく強いです。

現地でレンタカーを借りてニューヨークの市街地から郊外を何度か往復で走ったのですが、とにかく右ハンドル車+右側通行に慣れることができず、左折時に左側レーン(反対車線)に入りそうになり冷や冷やしたことがありました。

ニューヨークのせいではないですが、以降、海外で運転するのはやめようと心に誓っています。

国際線でエコノミークラスの利用:東京⇔フランクフルト

方向を変えて欧州に行ってみましょう。

フランクフルトは欧州内でも極めて大規模なハブ空港ですので、トランジットなどで利用したことがある人も多いかもしれません。

欧州はZone7となり、エコノミークラスで必要マイル数は55,000マイルとなります。f:id:jiwajiwakuru:20171227220643p:plain価格が急に跳ね上がりました。

これは主に同じスターアラインスに属している盟主ルフトハンザの影響です。フランクフルトはルフトハンザの本拠地で、同じく羽田〜フランクフルト間を飛ばしている為、ANA便はルフトハンザ便よりも安くすることが出来ないという事情があるからです。

もしマイルを使わずにフランクフルトに行く場合は、ANA便ではなくルフトハンザ便を予約した方が値段がかなり安くなります。コードシェアしていますので、乗る機体は同じANA機だったりします。

さて231,000円の航空券を55,000マイルで手に入れることになりますので、以下の通りとなります。

マイル価値計算式
231,000円 ÷ 55,000マイル = 4.2円

マイル単価がかなり向上し、1マイルあたりの価値は4円を超えました

フランクフルトに行くのであれば、その路線に強いルフトハンザを使うことをおすすめするのですが、日本の航空会社がよかったり、英語に自信がない等の理由でANA便を選択する場合は、マイルの使いどきかもしれませんね。

フランクフルトという空港は、ここを起点にしてヨーロッパ各地へ行くことができるハブ空港となっていますので、その規模もかなり大きいです。

トランジット時も歩く時間が長くなりがちなのですが、特に日本発着便はヨーロッパから見ると極東の辺鄙な土地(?)にあたるせいか、ゲートが空港の端っこであることが多く、いつも難儀させられます。

またその規模の大きさのせいか、飛行機が着陸してから陸路を走る距離も長くなります。前回別のヨーロッパ地域からフランクフルトに着陸した際は30分ぐらい陸路を走っていたと思います。

それでも空港のゲートに直結ではなく、沖留めからのバス移動でした。とにかく広い空港ですので、フライト計画にフランクフルトでのトランジットが含まれる場合は、少し時間に余裕を持たせておいた方がいいかもしれません。

ビジネスクラスでのマイル価値の試算

国際線でビジネスクラスの利用:東京⇔シンガポール

さて、ここからが特典航空券の本領発揮です。

ここまで見てきたエコノミークラスでは、特典航空券に交換した際のマイルの価値は高くて4〜5円ぐらいとなり、とても10円以上にはなりそうにもありません。

ところがビジネスクラス以上になると、航空運賃もかなり高くなってくる為、特典航空券のお得感が出てきます。

まずは、エコノミークラスで見たシンガポールで見て見ましょう。シンガポールを往復する特典航空券の場合、必要となるマイル数は60,000マイルとなります。f:id:jiwajiwakuru:20171227223855p:plainエコノミークラスの試算で使用したものと同じ時間の同じ便です。

エコノミークラスで61,000円だった運賃が、ビジネスクラスにすることで369,000円となります。

369,000円の航空券を60,000マイルで手に入れることになりますので、以下の通りとなります。

マイル価値計算式
369,000円 ÷ 60,000マイル = 6.15円

エコノミークラスでは1マイルの価値が2.5円だったものが、ビジネスクラスにすることで6.15円と、その価値が飛躍的に向上します。

楽天スーパーポイントをマイルに交換した場合は、2楽天ポイント=1ANAマイルとして交換できます。つまり、今回のケースでは以下のような計算式が成り立ちます。

楽天スーパーポイント換算
2楽天ポイント = 1ANAマイル = 6.15円

つまり、1楽天ポイントで3円以上になるという計算です。

通常1楽天ポイントは1円とみなして使用することができますので、これをANAマイルに交換することで価値を3倍以上に高めることができるのです。

これが特典航空券の魅力です。

国際線でビジネスクラスの利用:東京⇔フランクフルト

それでは、エコノミークラスの時に一番マイルの価値が高くなっていたフランフルトではどうでしょうか。

ビジネスクラスでフランクフルトを往復する場合、特典航空券の交換に必要なマイル数は90,000マイルとなります。f:id:jiwajiwakuru:20171227224714p:plainそして航空運賃は、もう少しで大台に届きそうな890,000円です。

890,000円の航空券を95,000マイルで手に入れることになりますので、以下の通りとなります。

マイル価値計算式
890,000円 ÷ 90,000マイル ≒ 9.89円

エコノミークラスでは1マイルの価値が4.6円だったものが倍増し、ビジネスクラスにすることで9.89円となりました。

もう少しで1マイルあたりの価値が10円を超えそうです

ファーストクラスでのマイル価値の試算

国際線でファーストクラスの利用:東京⇔フランクフルト

ここまで見てきたことから想定できるのは、1マイルあたりの価値を10円以上にすることは十分可能そうです。

特典航空券として利用した場合の1マイルあたりの価値は、より遠くへ、そしてよりハイグレードな座席にしていくことで高まっていくことが分かりましたので、ビジネスクラスで9.89円だったフランクフルト便をファーストクラスにしてみると10円を超えそうです。

ファーストクラスでフランクフルトを往復するために必要となるマイル数は165,000マイルとなります。f:id:jiwajiwakuru:20171227225356p:plainちょっとよく分からない金額が出てきました。車1台買えそうです。

2,915,000円の航空券を165,000マイルで手に入れることになりますので、以下の通りとなります。

マイル価値計算式
2,915,000円 ÷ 165,000マイル ≒ 17.67円

ビジネスクラスと比べて、さらに1マイルあたりの価値倍増で17.67円となりました

残念ながら私はファーストクラスには乗ったことがありませんので、その良さはレポート出来ませんが、1マイルあたりの価値がここまで高くなるのであれば、一度はどこかで体験してみたいところです。

ただし、必要なマイル数も165,000マイルとかなり多くなってきます。

1年間ハピタスで活動すれば十分届く範囲ですが、せいぜい一人分でしょうか。私だけファーストクラスで、残り家族がエコノミーというのも良心の呵責もさることながら、家庭崩壊につながりかねませんね。

国際線でのマイル価値の試算総括

利用クラス 行き先 マイル単価
エコノミー 台北 2.5円
エコノミー シンガポール 1.74円
エコノミー ニューヨーク 2.5円
エコノミー フランクフルト 4.2円
ビジネス シンガポール 6.15円
ビジネス フランクフルト 9.89円
ファースト フランクフルト 17.67円

ビジネスクラスでもハイシーズンを狙えば1マイルあたりの価値を10円以上にすることが出来るのですが、その場合、特典航空券自体を手に入れられるかの問題にもなってくるため、今回はあえてレギュラーシーズン限定にしました。

私自身、マイルからの特典航空券でもない限り、なかなか自分でお金を払ってビジネスクラスを利用するということはありません。

ビジネスクラスを利用することで、エコノミークラスでは得られない素敵な体験をできます。

ラウンジも使えますし、シートも広いですし、機内食も素晴らしいです。

海外に旅行に行く場合は、マイル単価以前にどこに行って何をしたいのか?を先に考えるべきですが、候補が複数に及ぶ場合は、では1マイルあたりの価値ではどこがお得なのか?も含めて考えてみるといいかもしれません。

マイルの価値を高めるポイント
・なるべく遠くへ飛ぶ(海外 > 国内)
・夏休みや冬休み等ハイシーズンを狙う
・利用クラスをビジネスクラス以上にする
・ANA便就航数の少ない都市を狙う

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#ANA#マイル#特典航空券

2018-02-01