ベトナムにやってきました。5泊6日のベトナム家族旅行です。
初のベトナムで、羽田から出発してハノイに来ていまして、日本よりもかなり暑い国というイメージがあったのですが、実はそうでもなかったです。
初めてハノイの地に降り立った印象としては、『あ〜、いかにも東南アジアって感じだ』です。
今まで行ったインドネシアやタイ、フィリピンなどと、なんとなく最初に体感できるものが似ているような気がします。
そして独特な匂いがします。どんな匂いなのか表現できないのですが、不快とかいうことではなく、あえて言うならパクチーみたいな感じでしょうか。
天候は良かったはずなのですが、空気が霞んでいましたので、たぶん霧とかじゃなくて、空気自体があまり綺麗ではないようです。
空港に降り立ったら、まず空港内のATMで200万ドン(ここで1回で引き出せる限度額でした)を引き出して、近くにあるSIMカウンターでmobifonのSIMカードを入手。そのSIMカードの電話番号を使ってUberを認証させたら準備完了です。
特に東南アジアではGPSの精度があまり良くないため、ピックアップ場所でうまくタクシーと待ちあわせ出来ないこともあります。
ただ、英語を話すことができないドライバーも多いため、本当に通話機能が必要かどうかは微妙なところです。
まずはハノイ市内を目指してバスで移動する予定だったのですが、バス乗り場を探しながら近くの係員らしき人に場所を聞いてみたところ、その人が乗り合い空港送迎タクシーの係員で激しい売り込みを受けました。
若干バスより高かったのですが「歩かなくていいから、その分お得」ということを繰り返し言われ、どうせバス乗り場もまだ分かってないし、確かにバス降りてから宿までの徒歩ルートも正確に把握できていないので、その空港送迎タクシーでハノイ市内に移動することにしました。
空港から出発したの夕方だったのですが、渋滞がすごいですね。
とにかく市内に近づくにつれて車の量がものすごく増えてきて、渋滞渋滞でなかなか進みませんし、排気ガスで空気が臭いし淀んでいる感じでした。
東南アジアでよく見かけるのはスクーターですが、ここベトナムでもそれは同じで、スクーターの数はとても多かったです。
そしてみんなマスクをしっかりつけていましたね。
あちこちに建設中の建物もたくさんありましたし、まさにこれから発展に向かう街という感じで、街が発するエネルギーはすごいものがあります。
渋滞の影響もあって、空港からハノイ市内の宿まで2時間もかかってしまいました。
Googleマップの道案内では30分の距離ですが、時間帯によってはその4倍も時間がかかりますので、これから行く予定があれば参考にしてみてください。
今回の旅行も、宿の手配はすべてAirbnbです。
ハノイでは1泊のみですが、Airbnbでの手配で、とてもリーズナブルでした。
5階建ての小さなアパートメントを1棟借りきるようなタイプで、1Fがリビングダイニング、2〜4Fまで各フロアにひとつずつベッドルームとバストイレが付いていて、5Fがエキストラルームで、ここにも2段ベットが一つ置いてありました。
いくらだと思います?
ダブルベットが3つと2段ベットが1つなので、キャパシティとしては8人ぐらいまで宿泊できますが、これで1泊1万円しないです。ひとりあたりで換算すると1人1,000円ほどですね。
事前にメールで送られてきていた暗証番号を使ってキーボックスの中から鍵を取り出し、まずはどんな宿泊場所なのか物色です。
これを書いていて気が付いたのですが、この宿の写真1枚も撮っていなかったようです。。。
市街地にあるので、周りの喧騒はすごいです。ホテルとは違い周りの環境から隔離されておらず、現地のアパートを借りて一晩過ごすイメージですので、人の話し声や騒音はそのまま聞こえてきます。
町中の活気を感じるには良いのですが、静かな環境でないと落ち着いて眠れないという方は、ホテルの方がいいかもしれませんね。
さて、荷物を置いてからハノイ市街を散歩しました。
ハノイでこれは見ておこうと決めていた水上人形劇を見に行ったのですが、すでにその日の公演はチケット完売ということで、残念ながら見ることができませんでした。
水上人形劇を見たい場合は、かなり早めに行かないとチケットが手に入らないようです。
私達は、着いたその日の夜のみがハノイ滞在でしたので、夜の部を見る予定でいましたが、この予定だとチケットが取れないようです。
見ようと思った時間にチケットを買いに行くのではなく、早朝のうちに希望時間のチケットを買いに行くのが良さそうです。
街中の交通量はやっぱりすごいです。車とバイクの数が半端ではなく、日本ほど交差点が整備されていませんので、歩いて移動する際はかなりの注意が必要ですね。
道路を横断するときは、走っている車と車の間をかき分けて移動する覚悟が必要です。待っているだけど永遠に誰も止まってくれません。道をゆずるという分化はありません。
そして、車が迫って来ても急に走ったり、驚いて止まると危険です。
相手の車やバイクも慣れているので、お互いの呼吸というか間合いの中で、こちらが歩いているのに合わせてちゃんと避けてくれます。アイコンタクトです。
この辺りは、東南アジア共通ですね。
なんだかんだで、この日は随分遅くなってしまいましたし、朝も早かったので子供がかなりグロッキー状態。
夕食だけ食べて、早々に就寝しました。
明日も朝早いのです。